人気の女性ボーカルバンド【2024】
女性ボーカルバンドというと、あなたはどのバンドを思い浮かべますか?
SHISHAMOや緑黄色社会、Hump Backやポルカドットスティングレイなど、現在の邦楽ロックシーンでは数多くの女性ボーカルバンドが活躍していますね。
男性ボーカルの熱量あふれんばかりのエネルギーもかっこいいですが、女性ボーカルにしか出せない華やかさやかっこよさもすてきですよね。
この記事では、そうした人気の女性ボーカルバンドを一挙に紹介していきます。
今とくに注目したい期待のアーティストもピックアップしていますので、あなたの推しバンドとともに新しい発見も楽しんでください!
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人気の女性ボーカルバンド【2024】
愛を教えてくれた君へクアイフ
ピアノボーカル、ベース、ドラムという編成から生まれるポップかつ変態的な音楽性から「絶対的、鍵盤系ドラマチックポップバンド」を自称する愛知県出身の3ピースバンド。
それぞれ好みが違うメンバーから生み出される転調や変拍子を用いたエキセントリックな楽曲は、女性ボーカル・森彩乃さんの高い歌唱力によって独特のサウンドを構築しています。
ポップなメロディーと超絶技巧の演奏とのコントラストは、どんな層のリスナーであっても耳を引くインパクトを生み出していますよね。
やわらかい歌声が混沌とした世界観を見事に中和している、とくにプログレッシブロック好きにオススメのロックバンドです。
(星野貴史)
366日HY
沖縄県うるま市出身のメンバーで結成されたHY。
HYというバンド名はメンバーの地元である東屋慶名の頭文字から取ってつけられたそうです。
唯一の女性メンバーである仲宗根泉さんが歌う『366日』や『NAO』などの失恋ソングが共感度高くてとくに大好きという人もいると思います。
イントロのピアノの切ないメロディーを聴いただけでも涙があふれてきますよね。
切ない思いを乗せた歌声が心を震わせます。
『モノクロ』などのハーモニーが美しい楽曲もすてきなのでぜひ聴いてみてください!
(角口七月)
ゼロコンマ、色とりどりの世界MASS OF THE FERMENTING DREGS
マスドレの略称で知られ、一度は活動を休止するも2015年から再始動を発表したオルタナティブロックバンド。
1stアルバムアルバム『MASS OF THE FERMENTING DREGS』のレコーディングにおいて、ほぼ録り直しをしない手法を用いるなど、ライブ感やグルーブ感を重視したサウンドで人気を博しています。
破壊的かつ前衛的なサウンドでありながら女性ボーカル特有のキュートさを感じさせる楽曲は、その存在感をより色濃いものにしているのではないでしょうか。
一度聴いたら忘れられない中毒性を持つ、底が知れないロックバンドです。
(星野貴史)
99.974℃tricot
女性ボーカルバンドの中でも、ひときわ異彩を放っているのが変拍子を多用したテクニカルな楽曲を巧みに操るtricot。
ライブハウスや音楽フェスのシーンでも大変人気があり、そのライブは毎回大盛り上がりを見せる彼女たち。
しかし、よく聴けばその楽曲はどれもとても難解なんですよね。
音楽に詳しい方であれば、どれだけ難しいことをやってのけているのかを理解していただけるかと思いますが、そうした楽曲であってもあれだけリスナーを踊らせるライブができるというのは、圧倒的なメロディセンスあってのことでしょう。
女性ならではのしなやかな歌声と、それとは相反するアグレッシブなライブパフォーマンスが大変魅力的なバンドです。
(羽根佳祐)
雷音ジン
ボーカルのひぃたんさん、ギターのハルカさん、ベースのもときさん、ドラムスの哲之さんの4人からなるロックバンド。
最大の特徴は、ひぃたんさんの少年のような歌声にあります。
衝動的なロックサウンドと力強い歌声が、強烈な音楽をかたち作っています。
楽曲は、まずハルカさんが中心となって曲のバックトラックを制作し、その後ひぃたんさんがメロディーから感じ取ったイメージを元に歌詞をつけるというスタイルで制作されています。
「ジン」というバンド名は、「『陣』を組み、『仁』を忘れずに『人』になり、『刃』になりて『神』となる」というチームのモットーから来ていると言われています。
(HATSUMI)
MATATABISTEPパスピエ
2009年に結成された4人組ロックバンド。
クラシックの荘厳さが見え隠れする楽曲にバンドサウンドが絡み合い、ポップロックとして高い次元で完成されたナンバーが支持されています。
音楽面だけでなくアルバムジャケットやMVなどのアートワークも話題になる、音楽以外の芸術面でも多彩な才能を発揮しているバンドです。
(星野貴史)